人の印象に残る世界観ライブの作り方

2020年10月24日
KEN.XI FORTRESS vs Miniascape VII ハロウィンライブ『New Age Voyagers』が大阪千日前STARBOXにて開催されました。
ライブは大成功し、アンケートでお客さんも口々に「楽しかった」と言ってくれました。思い出に残る本当にいいライブだったと思います。

そして僕のお客さんには音楽経験者の方も多く、「勉強になった」「私もあのステージに立ちたい」といったような声も届いています。
僕がライブをやる時にいつもどのようにして世界観を表現するのか、そのアイデアをシェアします。音楽初心者の方は参考になれば幸いです。

登場時や曲間にBGM・効果音を使う

ライブの掴みはとても大事ですので、ステージ登場時にBGMを使うのがオススメです。

↓↓動画の10秒あたりぐらいからBGMが開始され曲中に演者が登場します。


自分でBGMを作るのが難しい場合は、こちらの楽曲をダウンロードして使ってみてはいかがでしょうか?
(写真をクリックするとBGMダウンロードサイトに移ります。)

ちなみに僕はライブ開演前はお客さんに一切姿を見せません。せっかくBGMと一緒に派手に登場する前に姿を見せるとイメージが崩れるからです。姿を見せるのは終演後にした方が良いかもしれません。ライブ前からエンターテイメントは始まっているのです。

また曲間やMC中も効果音やBGMを使ってみてください。格段にライブの表現力が変わるはずです。

ナレーションを使う

ライブを盛り上げる演出のアイデアとしてナレーションを使うのもアリです。僕は毎回、曲間や曲中にナレーションを使用しています。

ライブ映像の冒頭でのナレーション。

自分の声で収録したナレーションでもいいですし難しければ外注で声優さんにお願いしても良いです。僕はいつもココナラでナレーションをお願いしています

僕がいつもお世話になっているナレーションスキル出品中のStellaさん

ココナラであればお手頃な価格でナレーションをお願いできますので興味があれば、ぜひ購入してみると良いでしょう。

照明リクエストも忘れずに

ライブハウスに出演する際、対バンでもワンマンでも照明のリクエストをスタッフさんにお願いすることができます。
対バンライブの場合はそんなにリハーサルの時間が取れないので、イメージ通りの照明にはならないかもしれませんが、それでもリクエストはしっかり送っておいた方がいいでしょう。

↓↓ハロウィンライブNew Age Voyagersで提出した照明リクエスト用紙

ライブハウスによってどういった照明演出ができるのかが違いますので、あらかじめ調べておくか直接ライブハウススタッフさんにメールで聞いておくのをオススメします。

ちなみに僕はライブの数日前に見学までさせてもらったりしていました。

曲順は最低でも2週間前に決めて動く。

ライブは起承転結をつけてストーリー仕立てにすると、よりいっそう世界観を楽しんでもらえます。僕は登場する際のBGMから、どこでMCを挟むかまで、早めの段階で細かく決めています。

またスタジオでのリハーサルなども曲がしっかり決まっていれば、曲間の段取りまで細かい部分も打ち合わせしやすいです。決して当日に行き当たりばったりのセットリストにならないようにしたいところですね。

この記事を書いた人

KEN.XI FORTRESS

幻想的サウンドクリエイター/ギタリスト。
関西を中心にライブ活動を行い、
「宇宙」をイメージしたアトラクションのようなステージが特徴である。
Apple Musicにて楽曲も多数配信中。